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2010.12.13

「ご注意ください」って簡単に言うけれど

こんにちは。
週明け月曜日、東京は朝から小雨です。
師走の忙しい時期にこうして雨に降られると、建築現場の進行に影響が出てくるので困ったもんです。

さて昨日の話になりますが、主要仕入れ先であるトステムさんが新発売した次世代ウインドウ「サーモスH」のホームページを見ていました。


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建築業界、サッシ業界以外の一般の方にはわかりにくいかもしれませんが、サッシのフレーム部分が細くなっていて、スタイリッシュに見えて且つ断熱性能が従来品よりも大幅に向上しています。

しかし、我々販売する業者にとって大きな問題があります。

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サーモスH単体引違い窓 フレームインタイプ


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サーモスH FIXタイプ

上記2つの種類のサーモスHのホームページの注意事項には、以下の文面が書かれています。

【サーモスH 単体引き違い窓 フレームインタイプ】

障子は室外側から建て込む仕様のため施工時にはご注意ください。

【サーモスH FIX】


ガラス交換時は室外側からの作業になりますので採用にあたってはご注意ください。

いずれも、室外側からしか硝子の交換が出来ないと書いてあります。
ペア硝子は、何かぶつければ割れることもありますし、使用環境によっては、長年使用していると本来の性能から低下してしまいます。
その際には硝子交換が必要となるわけですが、それが外側からしかできないとなると問題です。
2階には、ベランダ部の窓以外には使用するべきではないでしょう。
ベランダ以外の窓に使用したとして、将来硝子交換しなければいけない時には、

①脚立を使用して交換する。

②外側に足場を組んで交換する。

以上2つの方法となります。

①では、大きな窓では出来ないし、小さい窓でも極めて危険な作業になります。
②では、従来のケースと比べて極めて高いコストがかかります。

こんな重要な問題をサラリと書いて済まそうとしているのは、業界トップメーカーとして如何なものかと思いますpout
高性能な商品、意匠性にすぐれた商品を開発してお客さんにPRするのは良いことですが、
それに伴い発生するマイナス面もしっかりと正しく伝えるのが、有るべき姿ではないでしょうか。
「窓」という製品は、家を構成するたくさんの部材の一つであり、家を買うお客様にこのことを説明するのは、建設会社さんや窓の販売店さんに大変な負担が発生します。
また、家を新築する際に説明して合意を得られても、後々世代交代等で家の所有者が変わった際にこの情報が伝わらず、硝子交換をする際にクレームになる可能性があります。
将来のことを考えると、ゾッとします。


私以外にもこの問題点について気が付いている人がいるのですが、メーカーさんに問い合わせをしても明確な回答は得られていないそうです。
硝子交換についてのメーカーの正式な見解がほしいのとともに、商品の改良、ホームページ&カタログの修正に期待したい思いです。

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