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2011.04.10

東日本大震災 発生一カ月後に思うこと

5日以来の更新となりました。
7日、8日とほとんど外出していたので、会社で更新する時間が取れなかったということもありますが、いけませんね。

さて、今日は東日本大震災の話をします。

東京電力のホームページを見ると、「今後、計画停電については原則実施しない」と書かれていて、ニュースでもそのような報道を耳にします。
新聞を見れば、大手企業が業界別に休日を代え、平日の電気消費量を抑えようとする動きが出ています。

しかし忘れてはいけないのは、電気の需給が逼迫すれば再度計画停電の可能性があるということです。
これから夏に向けて暑くなり、全国的にクーラーの使用が多くなることは間違いありません。
また、被害を受けた東北の地域の復興が始まれば、勿論電気の使用量は増えていきます。
被災された地域の工場の再稼働は、地域経済の復興の大きな原動力であり、それが電力不足で妨げられてはいけません。

被害が軽微なもので済んだ地域に住む人、企業は、今後も継続して節電に取り組むべきです。

日本人は、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」的な傾向が強い民族に感じます。
首都圏在住の人は、11日の震災で公共の交通機関がマヒし、帰宅するのに大変苦労しました。
週明け14日以降も、公共の交通機関が運休したり、休日ダイヤになったりして、通勤通学するのにおいて大変苦労しました。
また、計画停電の実施により、家庭、企業の活動において大きな不便さを感じました。
電池、パン、カップヌードル、ティッシュペーパーが店頭からなくなり、またガソリンも入手が困難になりました。
しかしこれらが解消されつつある今、首都圏在住の人の地震に対する意識が薄れているような気がしてなりません。
スーパー、コンビニ、大手企業に行くと節電の意識を感じますが、中小企業、個人商店を訪問すると、節電を行なっているように見えない先が散見されます。

物流面でも、意識の低下を感じます。
地震直後は商品が入ってこないことに対して取引先から理解を得られましたが、最近は、震災前の通常時の納期希望で依頼してくるケースも散見されます。
確かに商品の多くは入ってくるようになりましたが、まだ工場、物流は完全復旧したわけではありません。
先週末には、取引先メーカーの工場が再稼働し始めたことにより受注が殺到し、納期遅延が発生しています。
まだ震災前の状況に戻ったわけではないのです。
しかし、一部の取引先からは、通常時の納期でお願いされることがあります。
まだ震災前の納期で入ってこないことを説明しても、理解を得られない場合があります。
おそらく、取引先の一部に意識の薄れがあるかとは思いますが、取引先の先のお客様の意識の低下もあるのではないかと思います。

日本人のもう一つの悪いところとして、「お上が何とかしてくれる」という意識があることです。
過去、戦後の日本はそうだったのだと思います。
献身的に働いていれば、政府の政策により毎年所得があがり、より良い暮らしができました。
しかし今の日本は、そんな状況ではありません。
自分たちで考えてできることを行ない、自分達で切り開くべきです。

今、私ができることは、

①社員に節電の必要性を説明し、職場、自宅で実践してもらう
②営業社員には、まだ節電をあまり実践していない一部の取引先に節電の必要性を説明し、実践してもらう
③地震の影響で生産、物流においてまだ大きな影響が出ていることを、関係者にメッセージを発信し続ける

この3つです。

まだまだ厳しい状況が続きますが、関係者に理解を求め、皆の力で夏の計画停電を回避すべくすすめていきます。
また、関係者の皆さまに、生産、物流面での納期遅延の理解を求め、円滑な受注、納品をすすめていきます。

◆みんなの小さな節電の積み重ねで、暑い夏の時期の計画停電を回避しよう◆

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